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我的没有意思的日记


by HangaiRamone
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ジワジワくるのか

スレイヤーの新しいアルバムがスルメだ、って事をこないだ書いた。
「スルメだ」は、「ジワジワくる」とも言う。学生時代からの友人Nの言葉だ。
ぱっと一度聴いて「?」と思って、でもなんとなく引っかかってて、何度も聴くうちに手放せなくなる、というような現象。


この現象に陥ったアルバムは、俺は余り多くない。

一番最初にこの経験をしたのは、Led Zeppelinの1stだった。
メタルやらハードコアやらばっかり聴いてた高校時代、バンやろにもヤンギにも「偉大なアーティスト」として書かれている!という事で、影響されやすいハンガイ少年は買ってみたのである。

最初に聞いたときは、本当に拍子抜けした。
音が軽い、と思った。ギターが歪んでない。ドラムにエフェクトがかかってない。ポップスか!と思った。
何度か聴いてみたが、やっぱりよく分からなかった。
良く分からないけど、なぜか何度も手が伸びる。何度も聴く。
とやってるうちに、特に「Dazed and Confused」と「Good times bad times」がボディブローのように、まさに「ジワジワ」効いて来た。そのうちにアルバム全体が大好きになり、同時くらいに4枚目までそろった。
以来、Zepは自分の中で大事なバンドになっている。



こんときの、Zepに近い感覚を、つい最近、文庫本で味わった。
J.D.サリンジャーの「ナインストーリーズ」。
バンド名にゆかりがある作家なのに読んだことねぇな、と思って買ってみた。
正直、今のところ、よく分からない。
なんでこのオチにすんの??とか、コレってなんなの??とか、疑問符だらけ。
(スゲエ変な本だと思うんですが・・・。俺だけ?)
なのだが、読み終わってからも時々、気付くと内容のことを考えたりしている。
普通は読み終わるとどうでもよくなっちゃうんすけどね・・・。
なので、もしかしたらジワジワきて、生涯手放せない本になるかもしれない。



ヘミングウェイの「老人と海」を今日読み終わって、今はカミュの「異邦人」読んでる。
今更ですが。読んだ事なかったもんで。

文庫本は非常にコストパフォーマンスが高い娯楽だと思う。

なので「コレは読んどけ!!」ていう本あったら教えてください。
by hangairamone | 2006-11-17 01:32 | 日記